- ■地域グルメ
- ■地域旬の食材
- ■地域伝統酒
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高松空港、松山空港、米子空港、岡山空港、小松空港など皆様のお住まいの地域から
直行便が就航している韓国には美味しいご当地グルメがいっぱい。
韓国観光公社選定の「韓国ご当地グルメ観光33選」の中で皆様が「韓国で食べてみたい!」というグルメを教えてください。
詳細は画像をタップして確認
上記「韓国ご当地グルメ観光33選」のマップに載っている33種類のKOREAグルメの中から、
これは是非食べてみたいというグルメを教えてください。
※応募者多数の場合は抽選となります。
※賞品当選者の発表は当選者にのみ賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※いただいた個人情報は商品の発送など事業運営にのみ使用します。
*松山空港、小松空港、岡山空港、高松空港、米子空港 出発限定。
ご当選の場合は12月20日までに指定の方法で予約を完了頂く必要があります。ご搭乗期間は2025年1月7日~3月31日の期間内となり、ご指定日に空席が無い場合、ご希望に添えない場合があります。
※応募者多数の場合は抽選となります。
※賞品当選者の発表は当選者にのみ賞品の発送をもってかえさせていただきます。
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*松山空港、小松空港、岡山空港、高松空港、米子空港 出発限定。
ご当選の場合は12月20日までに指定の方法で予約を完了頂く必要があります。ご搭乗期間は2025年1月7日~3月31日の期間内となり、ご指定日に空席が無い場合、ご希望に添えない場合があります。
2024年10月18日(金) 〜 11月18日(月)
2024年12月上旬予定
賞品当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。当サイトではアンケート結果を公開予定。
下記投票ボタンより投票フォームに行き、下記をお選び下さい。
●地域代表グルメ15種から1~3位
●地域代表旬の食材15種から1~3位
●地域代表伝統酒3種から1位
「韓動!韓国グルメ巡り33選 県民ランキング」実行委員会
2024年10月18日(金)~2024年12月17日(火) *土日祝日を除く9時~17時
※お問合せの内容によっては回答に日数を要することもございます。
※応募受付の状況、抽選結果に関する個別のお問合せにはお答えできません。
春川(チュンチョン)はタッカルビが誕生し、全国的に広まった場所だ。タッカルビは本来、鶏プルコギという名前だった。 1970年に豚カルビを提供していたお店が鶏肉プルゴギのお店という意味で「タクプルゴギジプ」と店名を変えたのがタッカルビの始まりだ。タッカルビを食べ終わった後に残った汁にご飯を入れて炒めて食べることもできる。食事の後にこの焼き飯を追加注文するのは、韓国人の間では「決まったシメのコース」になっている。
襄陽(ヤンヤン)ではホウキタケやコウタケ等多様なキノコに出会うことが出来るが、有名なものはやはり松茸だ。襄陽は松茸の産地として広く知られ、松茸の競りが全国で最も盛んに行われる。松茸の美味しさを最大限に引き出せる調理法としては、たくさんの野菜を入れて煮た出汁に松茸と肉を入れて軽く湯通しして食べる「しゃぶしゃぶ」があり、他にも鉄板で牛肉と一緒に焼いて食べたり、薄くスライスした松茸をご飯の上に乗せて炊く「松茸釜飯」にしたり、と様々な方法で秋の味覚を楽しむことが出来る。
プデチゲは熟成キムチを煮込んだチゲに米軍基地から流出したソーセージ、ハム、豆の缶詰などを使って作られた。議政府(ウィジョンブ)第一市場周辺に1960年代からプデチゲのお店が続々と開店したことでプデチゲ通りが形成されたという。プデチゲがある程度煮立ったら、伸びてしまう前に麺から食べることがおすすめ。辛いスープがハムとソーセージによく染み込んだら、具とスープをご飯と一緒に食べたり、お酒のつまみにして食べても美味しい。
つやのある黒いソースを麺に絡めて食べるジャージャー麺の起源は中国にあるが、韓国人の口に合うようにアレンジされた結果、「中華風韓国料理」という新しい食べ物ジャンルへと発展し、韓国人が最も好きな食べ物の一つとして定着した。 仁川(インチョン)チャイナタウンを訪れると老舗の中華料理店を簡単に見つけることができ、様々な種類のジャージャー麺を味わえる。黒い色のカラメル入り甜麵醬の代わりに中国の調味料(豆板醤または黄豆醤)を入れて調理した黄色いソースを使った「白いジャージャー麺」を味わえる食堂もある。
江陵(カンヌン)の草堂(チョダン)豆腐村は、村の近くで栽培された大豆を産地直送で調達するとともに海洋深層水で作られたにがりを使って作られた豆腐が昔から有名な地域。スンドゥブは、豆腐を型に入れて固める前の塊をそのまま食べるもので、柔らかい食感と大豆本来の味を楽しめる。今は豆腐やスンドゥブはもちろん、豆乳で作られた様々なデザートも楽しめる。
国土の70%以上が山地である韓国では、どこに行っても山菜を簡単に手に入れることができるが、多様な山菜を一度に楽しみたいなら、江原(カンウォン)特別自治道 平昌(ピョンチャン)郡が最適だ。 平昌の伝統市場やスキー場周辺、五台山(オデサン)・月精寺(ウォルチョンサ)入口付近には、色んな種類の山菜を味わえる食堂が沢山ある。「山菜ビビンバ」や「山菜定食」は山菜料理の定番で、お店によっては江原地域のもう一つの特産物であるツルニンジンや干しスケトウダラを味付けして焼いた料理も一緒に出てくることがある。
ズワイガニは水深200m以上の深海、中でも泥や砂がある地域に生息する甲殻類で韓国では慶尚北道(キョンサンブクド)近海とその北側の海峡がズワイガニの産地である。ズワイガニを食べる最も基本的な料理法は蒸し物で、単純ながらもズワイガニの身をしっかりと味わうことができる方法だ。 蔚珍(ウルジン)の厚浦(フポ)港、竹辺(チュクピョン)港にはズワイガニ漁船が集まっており、周辺ではその場でズワイガニを蒸してくれるお店が多い。
マッコリは「濾したてのお酒」という意味。 「マッ」は「つい先」「簡単に」という意味がある。 マッコリは米または小麦と麹を混ぜて水を加えてから1~2週間発酵させたものを濾して完成する醸造酒の一種。アルコール度数4~6%程度。 京畿道(キョンギド)楊平(ヤンピョン)郡には1925年からスタートした長い歴史を持つマッコリ醸造所があり、地域内だけでなく全国でその味が愛されている。
清らかな自然に囲まれた江原(カンウォン)特別自治道 横城(フェンソン)郡は昔から韓牛(ハヌ)の里と呼ばれており、国内で初めて地名をつけた韓牛ブランドを育てたところでもある。 横城韓牛は横城の肌寒い気候によって脂肪蓄積率が高く、肉質が柔らかい上に抜群の旨味を誇る。 韓牛焼きの他にも、韓牛入りのプルコギ、コムタン、ユッケビビンバなども楽しむことが出来る。
仁川(インチョン)をはじめ韓国の西海岸はワタリガニの主要産地であり、仁川とその周辺の海では獲れたての新鮮で身がぎっしり詰まったワタリガニを味わうことができる。新鮮なワタリガニを味付け醤油で漬けたカンジャンケジャンは韓国人の間で別名「ご飯泥棒」と呼ばれる食べ物。 ご飯泥棒はご飯と一緒に食べるとご飯があっという間に消えるほどおいしい食べ物という意味で、ご飯に合うおかずを指すときの慣用表現だ。
水原(スウォン)を代表する料理の一つである水原特大カルビは、水原牛市場の隣に位置していた食堂から生まれた。ここでヘジャングク(酔い覚ましスープ)に牛カルビが使われていたが、他のお店より牛カルビをたっぷり入れてくれることで人気を集め、1956年からは牛カルビを味付けして作った特大カルビを提供し始めた。「特大カルビ」と言われるように、今でも10センチを優に超える大きさであることが多く、丹念にカルビ周りの脂肪や筋膜をすべて取り除き、赤身を薄く切ってヤンニョム(タレ)に漬け込んだ牛肉は格別だ。
韓国の伝統焼酎の中で最も有名な焼酎は慶尚北道(キョンサンブクド)安東(アンドン)市の「安東焼酎」。 昔、両班の家門が集まって暮らしていた安東一帯には、この安東焼酎を製造する酒蔵がたくさんある。伝統的に安東焼酎は、強飯(通常のご飯より水の量を少なめにし、粘りがないのが特徴)に麹と水を加えたものを発酵させ、蒸留させる蒸留酒。蒸留直後には45度以上とアルコール度数が高いが、他の副材料は一切入れず、水を加えることでアルコール度数を調整することができる。
安東チムダクは、ぶつ切りにした鶏一羽に色んな野菜と春雨を加えて煮込んだボリューム満点の鶏肉料理。カンジャン(醤油)やニンニク、砂糖などを入れたタレをベースにした蒸し物で、甘しょっぱい味付けが特徴だ。ニンジンやじゃがいも、玉ねぎなど、色んな野菜を入れ、ボリュームたっぷりに楽しめる。安東旧市場内の店で始まった料理であり、今も安東旧市場の安東チムダク通りでは色んな安東チムダク料理が味わえる。
カルグクスは、カル(包丁)で作ったグクス(麺)という意味。工場で生産した素麺で作るにゅうめんとは異なり、手作り麺で作った料理だということを強調するために「カルグクス」と名付けられた。一般的に牛骨ベース等の肉だしスープのカルグクスと、煮干しとアサリ等でだしを取った海鮮カルグクスの2種類がある。韓国の交通の中心地とされている大田(テジョン)にはカルグクスの美味しいお店が700カ所以上あり、創業数十年以上の老舗も多い。
忠清南道(チュンチョンナムド)洪城(ホンソン)郡周辺では、防潮堤が建設された際に潮の流れが寸断され干潟に徐々に泥が堆積されるようになり、トリガイの主産地となった。トリガイはむき身で甘辛い刺身の和え物にして食べることもあるが、最も美味しい食べ方はしゃぶしゃぶだ。トリガイのしゃぶしゃぶを注文すると(通常1kg単位で販売)色んなおかずがついてくる。 具材を食べ終わった後は、しゃぶしゃぶのスープにカルグクスの麺を入れて食べたり、ご飯を入れて焼き飯にして食べるシメも欠かせない。
韓国素麯酒(ハンサン ソゴクチュ)は清酒の一種で、アルコール度数は18度。数段階の工程を経て丁寧に造るため、主に上流階級が飲んだという。 忠清南道(チュンチョンナムド)舒川(ソチョン)郡には70余りの素穀酒の酒蔵と販売場が集まっている。かつては秋に収穫した穀物でお酒を造ると翌年2月頃に味わうことができたが、最近は穀物貯蔵技術の発達と生産設備の拡充で一年中購買できる。ユッケ、しゃぶしゃぶ、牛肉の寄せ鍋のような淡泊なさっぱりした料理と相性が良い。
高敞(コチャン)郡は韓国一のウナギの生産地であり、特に高敞の古刹である禅雲寺(ソヌンサ)周辺にはウナギ料理の専門店が集まっている。代表的な食べ方は炭火焼きで塩焼きやコチュジャンソースを付ける味付け焼きの方法がある。一緒に出てくるサンチュやエゴマの葉などの野菜に焼いたウナギと生姜、玉ねぎ、ニンニクをのせて包んで食べると更に美味しい。
ビビンバは色んな具材が調和した多彩な彩りを楽しめる料理だ。炊き立ての白ご飯にほうれん草、ワラビ、豆もやしのナムルや卵、牛肉などを乗せ、コチュジャンやゴマ油などを入れ混ぜて食べるのが定番。全北(チョンブク)特別自治道の全州(チョンジュ)一帯は昔からビビンバで知られており、ビビンバは1970年代以降次第に全国に広まって、今では世界で韓国を代表する食べ物のひとつとして位置付けられている。
高麗人参は北緯36~38度でよく育ち、韓国の中部地域をはじめとして主に生産されるが、その中でも錦山(クムサン)は韓国における高麗人参の最大産地として知られている。錦山は高麗人参の流通の中心地として全国最大規模の高麗人参卸売市場も有しており、市場周辺には高麗人参をはじめとする漢方薬特有の香りが感じられるほどだ。高麗人参を入れて作った料理の中で最もポピュラーで万人受けする料理はサムゲタンであり、他にも高麗人参を扱う食堂では高麗人参の天ぷら等も味わうことができる。
かつては鶏一羽を丸ごと揚げたものを販売するのが一般的だったが、1970年代より鶏肉を切って揚げたフライドチキンが流行し、1980年代にはフライドチキンチェーン店舗でヤンニョムチキンが誕生した。現在、全国各地に広がっているチキン店のフランチャイズのほとんどは、大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンブクド)地域から発祥している。「チメク(チキンとビールの組み合わせ)」という食べ方が定番であり、毎年夏に大邱では「大邱チメクフェスティバル」という大きなお祭りが開催される。
以前の釜山(プサン)では、ふぐは魚市場がある南浦洞とチャガルチ市場一帯だけでしか買えなかった。 しかし今は釜山各地に色んなふぐ料理専門店がある。 ふぐ料理で最も大衆的なものは「ふぐスープ」で、お店によってだし汁のとり方がそれぞれ違う。ベースとなる昆布だしにふぐと豆もやし、セリなどを入れて煮込むのが一般的だが、一部の店では白菜を入れるところもある。ふぐスープは澄まし汁で楽しむことが多いが、辛いものが好みなら辛味スープを頼むこともできる。
「豚肉クッパの街」と呼ばれる釜山(プサン)では数多くの豚肉クッパ屋が賑わいを見せており、豚肉クッパは「韓国式ファストフード」であり「ソウルフード」として釜山の人々に愛されている。スープの種類、お肉の種類、味付けの違いによって無数の組み合わせが可能な料理でもあり、世の中に同じ豚肉クッパはないと言われている。釜山にある豚肉クッパの人気店を巡って様々な豚肉クッパを味わってみることもオススメだ。
コチュジャンやテンジャンの「醤(チャン)」類は長く熟成すればするほどおいしくなる食材。例えばコチュジャンは料理や食材に豊かな味を加える素晴らしいソースであるだけでなく、 野菜など食材の味を引き立てながら保存性を高める材料として活用できる。淳昌(スンチャン)郡のコチュジャン・テンジャンは「淳昌コチュジャン」「淳昌テンジャン」として商品化もされている名物であり、淳昌伝統コチュジャン民俗村では、地域の職人が直接作ったコチュジャンが販売されている。
慶尚南道(キョンサンナムド)河東(ハドン)は蟾津江(ソムジンガン)下流の川と海水が出会う地点に位置するため、適当な海水があってこそ育つ貝の一種であるシジミに適した環境があり、シジミの産地となった。一番簡単にシジミを楽しめる料理としてはシジミスープがある。すっきりとしたシジミスープにご飯を入れればシジミクッパに、麺を入れればシジミ素麺になる。他にもニラと一緒に焼いてシジミのチヂミにしたり、和え物にしてご飯と混ぜてビビンバにすることもある。
粗挽きカルビ焼きは韓国で高級料理の一種とされており、潭陽(タミャン)の粗挽きカルビ焼きは肉汁があふれるもっちりとした食感で、手間をかけて丁寧に作られる。潭陽は、竹と粗挽きカルビ焼きで有名な地域で、市内の至る所に粗挽きカルビ焼きの専門店がたくさんある。全羅南道(チョルラナムド)の料理らしく様々なおかずや包みご飯用の野菜が一緒に出てくる場合が多い。
「バテた牛に生のテナガダコを食わせると元気を取り戻す」という言い伝えがあるほど、韓国ではテナガダコはタウリンが豊富で、元気回復に有効な食べ物として知られている。きれいな生態系と豊富な餌を備えた務安(ムアン)の干潟は、テナガタコが活発に活動する最適な環境があり、テナガダコの名産地として知られている。野菜と一緒にコチュジャンソースで炒める「テナガダコ炒め」や、活きテナガダコをぶつ切りにした後ごま油で和えて食べる「ナクチタンタンイ」、テナガダコを薄い棒にグルグル巻いて味付けをしてから焼いた丸焼き、すっきりしてピリ辛なテナガダコスープ等多彩な料理で楽しむことが出来る。
ガンギエイは全羅南道(チョルラナムド)地域の人々が楽しむ食べ物としてよく知られており、昔に島で獲れた海産物を木浦(モッポ)港等の港に運んでいた人々が、たまたま長時間室温で放置され熟成したガンギエイを味わったことがきっかけで、 発酵させたガンギエイの食べ方が広まったと言われる。発酵させたガンギエイには特有の鼻を突く臭いと味があり、韓国人の間でもはっきりと好みが分かれるが、新鮮な生ガンギエイは旨味があり、誰でも気軽に楽しめる。
光州(クァンジュ)の牛肉のチヂミ専門店で牛肉のチヂミを注文すると、従業員が材料をテーブルの方に持ってきて上手にチヂミを焼いてくれる。お客さんのテーブルの前で焼くため、焼きたての温かいものが食べられることで有名になった。こんがりと焼けた牛肉のチヂミはねぎの和え物と一緒に食べるのが一般的だ。ピリ辛のねぎの和え物は食欲をそそるとともに牛肉のチヂミの脂っこさも和らげてくれる。
韓国産カキの約80%以上は統営(トンヨン)と巨済(コジェ)の間に広がっている養殖場で生産される。韓国は南海岸と西海岸に荒波を防いでくれるリアス式海岸が広がっているが、これはカキの生育条件として非常に良い環境と言われる。さらにカキは冬の海の冷たい水温に耐えるために体に脂肪を蓄えるため、11~3月のカキは味と香りが絶品だ。シンプルなカキ焼き・カキの蒸し物だけでなく、ゆで豚肉・キムチと一緒に食べる「カキのポッサム」やカキ入りのクッパなど、様々な方法で楽しむことが出来る。
麗水(ヨス)の周辺海域はハモの生息地として知られており、麗水にはハモ専門食堂が多くある。主にしゃぶしゃぶで食べられることが多く、旬の時期が同じ生の玉ねぎと一緒に食べると更に美味しい。また刺身も人気であり口に入れて噛めば噛むほど香ばしく、包み野菜や塩、カンジャン(醤油)、さらには麗水のもう一つの特産物であるカッキムチ(からし菜のキムチ)も一緒に食べると山と海の幸を一緒に楽しむことが出来る。
莞島(ワンド)の特産物の一つである昆布がアワビの主な餌であることもあり、莞島は良質なアワビの生産地として知られている。アワビは産地を離れるその瞬間から海藻の香りがどんどん薄くなるため、獲れたてのアワビがすぐに食べられる莞島のアワビ料理は味と香りが素晴らしいと人気。アルギニンとタウリン成分が豊富で、疲労解消や身体代謝の活性化に役立つアワビはアワビ粥や刺身、蒸し焼きやアワビ焼き等、多彩な調理方法で楽しまれている。
韓国で海苔生産量の約50%を占める莞島(ワンド)では、香りが一層引き立つ海苔を味わうことができる。温かいご飯の上に焼いた海苔一枚をのせて食べたり、海苔の和え物、海苔スープなどで調理して食べるのが一般的。市場で海苔を注文すればその場で油を塗って鉄板で焼いてくれるが、その香ばしい香りに導かれて訪ねてくる人も多い。工場で生産する海苔が多様に発売されている今も、伝統市場に行くと海苔を焼いてくれるお店がたくさんある。
済州(チェジュ)島の黒豚の脂身は白豚より水分が少なくてもっちりとした食感が特徴。済州島の人々は、このような黒豚の特性を最大限に活かして様々な調理法で黒豚の料理を作って食べるが、人々に最も愛されている黒豚の料理はやはり「黒豚肉焼き」だ。一緒に出てくるピリ辛の「カタクチイワシの塩辛(西帰浦一帯で採れるカタクチイワシを塩に漬けて作った塩辛)」につけて食べると豚肉の旨味が一段とアップする。